すばらしき日本映画
昭和30年の映画「警察日記」「続警察日記」
福島県の田舎にある警察署の日常。
貧乏で貧乏で、仕方なく犯罪に手を染めて、連行されてくる
米どろぼう、捨て子、無許可の産婆・・
誰しも人間、警官も人間。
法を守りながら、そんじょそこらに感情があふれる。
ストーリーも、表情も、セリフも、
哀しくて、いたたまれなくて、かぎりなくやさしい。
全編、東北弁。
磐梯山、蒸気機関車、ボンネットバス、村の祭り、にぎりめし、
こんな人たちが作ってきた日本があって、いまの自分たちがいる。
感謝。
監督 久松静児
森繁久彌、伊藤雄之助、杉村春子、三國連太郎、金子信雄、芦川いづみ・・
配信で観られるようになったおかげで出会いました。
こんなに素敵な作品を作っていたんですね。
しかし、いまやどうしてしまったんでしょう。
じぶんは、すこしでも、受け継ぎます。
コメント
コメントを投稿