「コミュニティ」ブランディング

コミュニティの力を決して過小評価してはならない








4マス媒体での仕掛けが効かないし、どうしたら買ってもらえるのかわからない?
この切ない疑問に答えるいちばんの基本となる活動はブランディングである。そしてそれを業態別・業種別マーケティングに展開して戦っていくのであるが、過去の成功事例をたどるだけでは、もはや、最初の問いかけに対する解はない。
解を見つける第一歩だけは確実にある。自らがユーザーの位置に立ち、心の内をのぞいてみることである。自分のこととして考えてみる。
テレビコマーシャルに影響されているか? 雑誌は? 新聞は? ラジオは? 中吊り広告は? お店で接客されて買いたくなるか? 答は誰しも同じであろう。
「影響されているかもしれないが、すごく買いたいと思うようなことは少ない」
この程度の気持ちでは、まず衝動買いはしないし、友達へ伝えたいという欲求、いわゆる「口コミ」の量も減少する。

しかし、こんな中でも成功し、顧客の支持を得ている人たちはいる。
成功事例におけるキーワードは、まず「コミュニティ」、そして「ローカル」である。
誰しも自分が大事である。いい生活をしたいし、リラックスしたいと思っている。
なら、そうさせてあげればいい。自分事として考えてみよう。
自分の家みたいに居心地よく過ごせる「コミュニティ」があれば出かけるし、参加したい。「コミュニティ」をもっと良い方向に変えていく活動なら積極的に参加するだろう。
成功者の多くが、メーカー視点から小売視点へ変化している理由はここにある。
マスで発信された情報に焦って売場へ走る事はない。「コミュニティ」の中に居心地の良い場所を見つけ、ついでに消費するなら、お金を使ってもストレスはないと自分に言い聞かせられるのである。無理に買わされたという気分はつきまとわない。「コミュニティ」づくりに参加するようになれば、「コミュニティ」内にある店はもはや自分の店なのだ。








オレンジカウンティにある”アンチモール”「The LAB」。スローガンとしてコミュニティの重要性を説いている。「コミュニティが持つ文化への尊敬を欠いた商売は心がこもらず、短い期間生き延びるだけの価格戦略に終始して終わる。コミュニティが持つパーソナリティは何か? その場所に深く根ざすものは何か? それらを見つけ、コミュニティを構成する人間が全員でクリエイティブ作業を行うことに、我々は努力を惜しまない」









「The LAB」コミュニティに集う人たち=顧客。自分の居場所を見つけ、生活をじゅうぶん楽しんでいる。
ロサンゼルスにもこの続編となる場所「15 twenty」がオープンした。




コミュニティを作り上げているお店へ行き、そこに集う人たちの顔をみれば、買わされている店との違いは歴然だ。基本はここである。割と簡単でしょう。いやいや、背負うものがある人ほど、結構むずかしいのですよ。

コミュニティ創造につながるお手伝いをしています。
最近の担当事例。(どれも守秘義務があり上っ面しか書けませんが)
・巨大金融機関に持ち込まれた、老舗ホテルの買収案件・・・商売が成り立つかどうか、コミュニティから考え、新ホテルのデザイン提案へ。
・大手通販・・・顧客は誰? どうやって集ってもらうかを顧客側から考えながらブランディングを再構築。
他にもありますが、全く書けない案件も多いのです。営業活動、むずかしいね。
仕事のメールはhmatsumiyaiアットstones.comへ

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