FM大阪で紹介されました

小説「さくらんぼ同盟」FM大阪で紹介されました。
若宮テイ子と下埜正太の掛け合い、名調子。
掛け合い漫才であります。
音声はチョ作権でアップできないということなので、
写真とテキストで再現です。
 テイ子「読書も音楽も美術館も、感じるものって言うのは、ほんと、自分の財産になっていくと思うんですが、正太さんもよく本は読まれてると聞いていますが」

正太「大好きです」

テイ子「最近読んだ本で、何か興味あるのありました?」

正太「てい子さんご存じですかね、さくらんぼ同盟っていう」

テイ子「ちょ、ちょっと待って、くださいよお~(大声)、今日あなたに貸したじゃないですかあ」

正太「表紙と1ページまでしか読んでませんけど、おもしろそうですよ」

テイ子「さくらんぼ同盟。小説家の松宮宏、著(ちょ)でございますね」

正太「ちょ」

テイ子「ちょ、でございます。どんなストーリーかと申しますと、かんたんにご紹介しましょう、ね。死んだはずの男性が、突然暴れ出したんですよ」

正太「ホラーですね」

テイ子「ん~~~~~」

正太「アイアムアヒーローですね」

テイ子「ん~~~~~ はあ?」

正太「ぞきゅん」

テイ子「病院に運ばれました。なぜだ?? 死んだはずなのに・・? その男のあるところから」

正太「あるところ? アダルトですね」

テイ子「違う、腋から」

正太「そういうフェチですね」

テイ子「摘出されたものがございました」

正太「腋汗」

テイ子「それがなんと、お臭いの、くさ~い! 死にそうに臭いんですね。でもその男死んでないんですよ。さくらんぼ状でございます。その死んだはずの男性は快復し、翌日からみるみる元気になっていった。で、新たに同じような患者がその病院に運ばれたわけです。おなじよ~に、腋から、さくらんぼ状のものが摘出されたわけですね。くさ~い(叫)、、どんな小説やねん、て思うでしょ? そのさくらんぼ状のもの、くさいんですけど、魅了されるんです。食べてしまったやつがいるんです。さあ、食べたひとはどうなったか? そっから展開していくんですよねえ。もうびっくりですよ。世界中から、こんどはそんな患者の出現を待ってしまうんですよ」

正太「食べたい人がたくさん?」

テイ子「そうそうそうそう!」

正太「そういう同盟なんですね」

テイ子「もう、世界中から富豪が、俺はこんだけ出す。今度はマフィアも来ます。謎のこの病気の秘密を探るのは外科医、惇史でございます。いろんな人が登場して、半分くらいから私、止まらなくなったんですよ。もう、刑事、引退した刑事は出てくるし、えー、あと、すごいオッサン出てくるし、闇金は出てくるし、グルメの話も出てくるし、裏社会も恋愛も理科系女子、リケジョも体育会系男子も出てくるんです」

正太「登場人物が相当バラエティに富んでますね」

テイ子「だから、いちいち自分でなっとくしながら、ええええっつ! ええええっつ!て、もう、最後の最後まで。さくらんぼ同盟、タイトルはかわいいんですけどほんと最後まで大笑いするとこ、たくさんございます。みなさんいかがですか? 。いろんな経験ができる。この本であります。読み終わって、さくらんぼが食べたくなっちゃいました。

曲かかる。
EGO WRAPPIN「くちばしにチェリー」

テイ子「曲、かっこよかったですね」

正太「くちばしにさくらんぼでしたね」

テイ子「この本、ミュージシャンの小山田圭吾さんもはまった、ということで、実はですね。小山田圭吾さんの親戚の事も書いてらっしゃるんですね。実在の人物もちょこと出てきたりして

正太「つながりがあるんですね」

テイ子「おお、あるんです。読まなきゃわからない、結末、絶対未知数でございます」

正太「最後どうなるんですか?」

テイ子「ん? んん~ わたしのだ~いすきな・・・・ですよ」

正太「どういうことですか?」

テイ子「読んでみてくださいね」

コメント

  1. 見事な本の紹介っぷり、
    特に本題に入る前がスバラシイ(^-^;

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