2010年6月15日火曜日

名作「オーケストラ!」

うそからはじまる奇跡。
どきどき、はらはら、笑って泣いて。最後は感動のうず。ほんとうによかった。久しぶり。映画っていいなぁ。
なんとまぁ怪しい元ボリショイ楽団員達。
救急車のアルバイト運転手、ポルノ映画の制作者、ジプシー裏社会を仕切る親分・・30年間にわたる貧乏生活でみんな金の亡者と化している。
再結成したうそ楽団マネージャーにはソビエト連邦復活を夢見る超左翼のオヤジ。
そして出生の秘密を抱える美しいソリスト、アンヌ・マリー。
一生懸命生きても、どうしようもない挫折だってある。しかし芸術は狂気。
突き動かされる何かを求めて求めて、求めやまない。
ユダヤの人達が過去に受けた悲しみを僕が簡単に理解できるはずもないが、その深さと重さは心にしみる。
ラストのチャイコフスキー・バイオリン協奏曲は、ほんと美しい。
すべての人が打算を忘れ、感動に酔いしれる。
僕も身体が座席から浮くほど笑って、ラストはすっと泣いてた。
とってもエレガントで明日への勇気がわく映画。

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