投稿

2月, 2018の投稿を表示しています

アイスホッケーの魅力解説と、ピョンチャン冬期五輪観戦ガイド

イメージ
アイスホッケーの魅力解説と、ピョンチャン冬期五輪観戦ガイドアイスホッケーの魅力 スポーツはざっくり大別すると陸上などのアスリート系、格闘技系、そしてボールゲームですが、人気が高く給料をいっぱい稼げるプロがいるのはチーム対抗のボールゲーム(球技)です。世界中で普及するサッカーがあり、アメリカには4大プロスポーツ、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)と並んでNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)があります。

 アイスリンクの大きさは60メートル×30メートルでバスケットボールコート4つ分です。たたみなら1500畳。ゴールの大きさは幅1.9メートル×高さ1.2メートルです。
 試合は1ピリオド20分を3回。プレーが止まると時計も止まるので、実際の経過時間は40〜45分くらいとなり、サッカーの前後半と変わりません。しかしそれを3回やります。
プレーヤーはひとチーム6人。センタープレーヤーが両サイドにフォワードを従え、ディフェスは右と左に1名ずつ、そしてゴールキーパー(ゴーリー)。試合開始は向き合ったふたりの選手間に審判がパックを落として取り合う「フェイス・オフ」ではじまります。
ゴーリーを除く5名は攻めたり守ったり臨機応変に動きます。ディフェンスだってサッカーより断然得点に絡みます。
 腰を落とし膝を曲げた姿勢で、ダッシュ、ストップを繰り返し、接触プレーも多く体力の消耗が激しいので、選手の交代はいつでも何人でも何回でもオッケーです。審判の許可を得る必要はありません。1分間も動いたらヘロヘロになるので、めまぐるしく交代します。
 氷の上なので履くのはスケート靴です。陸上スポーツと違ってスケートはまっすぐだけではなく斜めに、うしろにも滑れます。うしろ向きにも前と同じくらい速く滑る選手もいます。小回りが利くように、ハニュウ君やマオちゃんのフィギュアスケートと比べるとホッケー靴の歯は短めになっています。(スピードスケートはいちばん長い)。選手は自分好みの滑り具合にするため一週間に一度は歯を研ぎます。板前の包丁と同じです。トップ選手のスケーティングスピードは男子で時速40キロ、女子でさえ20キロ以上出ます。
 前後左右にも速く走れるという点こそ、他のボールゲームといちばん違うと…

スマイルジャパン、五輪でメダル狙えるチームへ変貌!

イメージ
アイスホッケー世界ランキングは過去4年間の世界選手権と直近のオリンピック順位のポイントで決まります。
スマイルジャパンの2017年度女子世界ランクは9位。
1位はアメリカ、以下2位カナダ、3位フィンランド、4位ロシア、5位スウェーデン、6位スイス、7位ドイツ、8位チェコ、9位日本(ちなみに韓国は22位、北朝鮮は25位)となっています。

戦績から見ると、ソチ五輪は金メダルがカナダ、銀がアメリカ、銅スイス、4位スウェーデン、5位フィンランド、6位ロシアです。
直近の2017世界選手権は金メダルがアメリカ、銀がカナダ、銅フィンランド、4位ドイツ、5位ロシア、6位スウェーデンとなっています。(日本は2部リーグ相当のディビジョン1で優勝。全体では9位にあたります。次回の世界選手権はトップディビジョンで戦います)

何が言いたいかと言えば、カナダ、アメリカの2強以外は団子状態だということです。
2016年の末には北米女子プロリーグに所属するニューヨーク・ラペターズと2回試合をして2回とも勝ち、力が上位に迫ったのを見せてくれました。
そして、最近の国際試合でスマイルジャパンは上位ランクの国にほとんど負けていません。昨年12月の対ロシア第1戦は4−5で負けましたが(延長でPS戦)それ以後、第2戦を2−1で勝ちきり、今年に入っての対ドイツ第1戦は6−0、第2戦3−1、そしてチェコ第1戦1−0、第2戦4−1と5連勝しています。


平昌五輪。
なんとか準決勝へ進んでアメリカかカナダと戦いたいですが、本番で簡単な試合などありません。まずは緒戦のスウェーデン。
がんばれ、スマイルジャパン!



たくましくなった日本女子アスリートたち

イメージ
第一戦は安倍総理も応援に駆けつけるそうです。盛り上げてください。
さて、日本女子アイスホッケーは、2010年のバンクーバー冬季オリンピック予選敗退(中国に負けてしまった)のあと、やっと、気合いを入れた選手強化がはじまりました。しかし当時はどこを強化したらいいか立ち往生してしまうほど、問題だらけだったみたいです。日本代表選手なのに、懸垂や腕立てが「一回もできない」選手がいたとか。 かつて日本人が世界で戦えるのは「技術」「器用さ」がキーとなる競技が多かったですね。ひるがえって最近は陸上や水泳のような「まずは体力」といった種目でも金メダルが増えてきています。日本人に合った、日本女子に合った、そのスポーツに特化した、個人別のトレーニングメニューが設計/実行できるようになって、たくましいアスリートがたくさん出てきているのです。他スポーツから智恵を借りる仕組みも増えています。 予選で負け続けていた頃の女子アイスホッケーを知る人には、最近のスマイルジャパン選手ひとりひとりの「アスリート具合」がわかると聞きます。 スケート競技は(スピードもフィギュアも)下半身を異常なほど鍛える必要があります。膝を深く曲げ、腰が降りた姿勢でこそ、キレのある動きができるからです。スピードスケートの小平奈緒選手のドキュメント番組で「かかとから着地する」ようにしてからタイムが伸びたと言っていたのを見ました。
わかります? じゃあ、やってみましょう。 膝を深く曲げます。それから片足で立ち、かかとに体重を移してみてください。 どんなに辛いか(涙;) しかし、この姿勢で全身の体重を支えるこそ、最高のプレイにつながるのです。 速く走り、素早くターンし、パスもシュートも速い。 世界を驚かせよう。スマイルジャパン!