小説「さすらいのマイナンバー」

郵便局にお勤めの方と飲みながら「マイナンバー」通知書配達の苦労、騒動を話し合ったことが小説になりました。ホントにできましたね。全800ページ、神戸の長田を舞台にした、短編6話からなる物語を11月/12月の2ヶ月連続で出します。前作「まぼろしのパン屋」収録の「ホルモンと薔薇」に、バーの客として登場した郵便局の課長が、今度はとんでもない騒動に巻き込まれます。
第一話は「小さな郵便局員」:郵便局の正規職員だが手取りは少なく、厳しい生活を送っている29歳の職員。キャバクラに誘われとんでもない額を払わされ。そんなときIT起業家の兄から小遣い稼ぎの話が・・それが悪だとはゆめゆめ知らず。第2話は「さすらうマイナンバー」:必ず本人に渡さなくてはならない書類と配達困難家庭。配達員の試練と悲劇。そして美味しいもの。阪神淡路大震災から20年、復興を続ける神戸下町の人情物語です。

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