小説「鎌倉の怪人」連載記念 松宮流小説の作り方 その5

こころのシャッター 物語の舞台はさまざま。なにせ脳みそがかき立てる妄想が基本なので、世界中どこへでも行ける訳です。ウソをホントらしく書くには、ホントのホントの部分を正しく書く事がとっても大事。 だから取材をします。どこまで事実に迫るかは作家の個性や目指すところによって違いますね。かぎりなくドキュメンタリーに近い作風もありますが、ワタシは想像が基本。 物理的な写真は撮っても撮らなくてもいいのです。 いちばん大切な事・・・ それは大切な風景に向かい「こころのシャッターを押す」ことです。 印象をこころに刻む。心象こそが作品の魂。 もちろん写真は撮りますよ。Googleマップも参考にするし、Street Viewなど便利便利。でもツールはツール、時に詳細な資料も要りますが、現地レポートや説明文を書く訳じゃない。 心象風景を持てるかです。 学校の勉強でもあるでしょ。黒板の文字を写すのに精いっぱいだったら、書いたことしか覚えていない。
目を閉じて浮かぶ景色。それは実際の景色であって、実際の景色じゃない。こころによって脚色(着色かな)されている。 それを物語の舞台にするのは楽しい作業です。 小説「鎌倉の怪人」はコチラ

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